機構概要 Association overview

代表挨拶


代表理事 会長 下地芳郎
(沖縄観光コンベンションビューロー会長)

 この度、沖縄県が国内外の情報通信関連産業の一大拠点を目指す、うるま市「ITパーク」内に、国内初の観光DX実証実験施設Tap Hospitality Lab Okinawa(THL)が開設されました。THLは、観光・宿泊施設における生産性向上と国内外来訪者の快適性向上に向けた実証実験拠点、ホテルテクノロジーサービス研究拠点、高度観光人材育成拠点、地域防災拠点(指定避難場所)などに取り組み、より強靱な観光産業の実現を目指しています。
 そのTHLを活動拠点とし、観光DX推進による観光産業の生産性向上を図るとともに、観光体験の高付加価値化を実現し、世界から選ばれる質の高い持続可能な沖縄観光の実現に貢献することを目指して、県内外の観光、情報通信、福祉・医療、行政など幅広い関係者の賛同・支援を得て、一般社団法人沖縄観光DX推進機構(OTDO)を設立しました。
 OTDOでは、「観光DX推進協議会」を設立し、THL実証実験内容や観光DXに関する産学官の取り組みの共有を図り、観光業界のDX推進に向けた課題解決を支援するほか、シンポジウムやセミナーなどを通して観光DXに関する最新の取り組み状況等を紹介します。
また、国・県・市町村への観光DX推進に向けた提案や県内企業による実証実験支援、観光業界や大学等との連携による観光DX人材育成など多様な取り組みを行います。
 沖縄から日本、そして世界に向けて、観光DX推進の多様な取り組みを発信して参りますので、ご支援を賜りますようお願い致します。

2023(令和5)年7月
一般社団法人沖縄観光DX推進機構OTDO




当機構の目指すこと

観光DX人材育成Tourism DX human resource development

観光業界や大学等との連携による観光DX人材育成、DXを活用した新しい働き方の取り組みを進めます。


沖縄県「産学官観光DX協議会」Installation in Okinawa Prefecture

THL実証実験内容や観光DXに関する産学官の取り組みの共有を図り、観光業界のDX推進に向けた課題解決を支援します。

また、シンポジウムやセミナーなどを通して観光DXに関する最新の取り組み等を紹介します。

事業提案Business proposal

THLの実証実験を踏まえて、沖縄観光業界のDX推進に向けた提案をします。


県内企業実証実験支援Support for verification tests by companies in the prefecture

県内企業や自治体へTHLをオープンラボとして提供し、実証実験を支援します。

福祉・医療支援Welfare medical

障がい者雇用を促進し、障害のある人もない人も共に働きやすい職場環境づくりを行います。
また、医療関係機関と連携して遠隔医療実証実験に取り組みます。

福祉・医療支援


設立の背景

「宿泊DX」において、前例のない施策や、評価が定まらない新技術を活用する試みが多く、従来の規制や安全性を優先することにより、本来の利便性が損なわれてしまう傾向にある。多大な資金をつぎ込み本格的にプロジェクトが始動した後で、思うような結果が得られなければ損失も大きい。このようなリスクを回避するため、当協会では「ホスピタリティーサービス工学」の視点から、投資判断の材料となる研究開発や実証実験を実施する。

近い将来訪れるSociety5.0に向けたデジタル技術の利活用やICTの導入など、観光・宿泊産業に「ホスピタリティサービス工学の視点」を取り入れた生産性向上と、その土地に訪れる人々の「安全・安心・清潔・エコ・コンビニエンスな体験価値の向上」を目指すため、宿泊産業を軸としたDX推進による持続可能な地域観光モデルを新たな社会インフラとして構築する。


アクセス

一般社団法人 沖縄観光DX推進機構
OTDO(Okinawa Tourism DX Promotion Organization)

【住所】
〒901-2234 沖縄県うるま市州崎14-27
Tap Hospitality Lab Okinawa 3階

那覇空港より車で約60分
沖縄自動車道 沖縄北ICより15分
無料駐車場完備

入会について入会について